無言摂心円成のご報告
- 5月19日
- 読了時間: 2分
只今、当山・上乘寺において5月3日より5日までの三日間にわたり執り行われました無言摂心は、
皆さまのおかげをもちまして、無事に円成いたしました。

本摂心では、「ただ坐ることに回帰する」という趣旨のもと、言葉を離れ、
静寂の中で自己と向き合う時間が大切に守られました。
三日間、参加者は一切の私語を慎み、ただひたすらに坐禅と向き合い続ける中で、
それぞれが深い気づきと安らぎを得る貴重な機会となりました。

今回の摂心には、僧侶八名、在家一名、計九名が参加され、
非常に充実した修行の場となりました。
また期間中、檀家の皆さまよりお野菜やおかず、
お餅など数多くのお供えを頂戴し、三日間六度の食事は、
いずれも心のこもったものとして、参加者一同、
深い感謝とともにいただきました。
このようなお支えがあってこそ、修行は成り立つものであり、
あらためてその有り難さを実感いたしました。


今回の摂心を通して、上乘寺がかつて修行道場として多くの修行者を受け入れてきた歴史を持ち、
そして今なお、その役割を果たし得る場であることを、
確かに感じることができました。静かに坐る場としての力が、
この場所には確かに息づいております。

摂心期間中の様子につきましては、後日、
写真や動画を通してご紹介させていただく予定です。
また、今回参加された在家の方が、岡山・円通寺の坐禅会にて、
本摂心での体験を共有してくださいました。その率直で真摯な言葉は、
読む者の心に深く響くものであり、こちらでも改めてご紹介させていただきます。
上乘寺が再び、誰もが訪れ、修行し、そして心を整えて帰ることのできる
「開かれたお寺」として歩みを進めていることを、檀家の皆さまとともに分かち合えましたら幸いに存じます。
今後とも、一人でも多くの方々の安らぎと支えとなれるよう、
山内一同、修行に励んでまいります。

このたびの摂心に際し、温かいご支援を賜りましたこと、心より御礼申し上げます。
合掌
天徳山 上乘寺





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